芥川龍之介
********************
内容(「BOOK」データベースより)
“王朝もの”の第二集。芸術と道徳の相剋・矛盾という芥川のもっとも切実な問題を、「宇治拾遺物語」中の絵師良秀をモデルに追及し、古金襴にも似た典雅な色彩と線、迫力ある筆で描いた『地獄変』は、芥川の一代表作である。ほかに、羅生門に群がる盗賊の悽惨な世界に愛のさまざまな姿を浮彫りにした『偸盗』、斬新な構想で作者の懐疑的な人生観を語る『藪の中』など6編を収録する。
********************
言わずと知れた芥川龍之介の『地獄変』。
壮絶、です。
読まなくてもなんでかぼんやり話を知ってる、っていう作品っていくつかあってこれもそのひとつですが、やっぱりそういうのでもちゃんと読んでみるべきです。
噂とかそういうのから勝手に受けた印象って、やっぱり違ってることが多いです。
ほかの作品に引用されていることも多いので、ひととおり読んでおくのもいいかなあって思います。