我孫子武丸
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内容(「BOOK」データベースより)
永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。
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まず題名。キルケゴールのぱくりか!!とか思ってたけど、ちゃんとキルケゴールのこともふまえてたみたいですね。それはそうか。
性描写とゆうか、まあそっち系な描写が多いので苦手なひとは読めない作品でしょうね。
いやもうなんてゆうか…稔さんは…変態さんです…。
絶対騙される!みたいなあおりがされてたから、よしやってやろうじゃねえかな気分で読んでたけど、ほんとに騙された。
けど、もうちょっとヒントちりばめててもいいんでないかね。
まあわかるひとにはわかるんだろうけど。
大学休むこと休講って言ったり、オジンとかおじさまとか呼ばれてたし、まあそこらへん違和感あったけど簡単に見過ごしちゃってた。
思い込みってこわいや。
頭悪い私にはラストがどんでん返しすぎて、逆に「は?」ってなりました。
最後の最後でちょっと置いてけぼりっぽくなったので、私はそんなに高い評価はつけられないです。