朝倉卓弥
********************
内容紹介
脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する奇蹟。ひとつの不思議なできごとが人々のもうひとつの顔を浮かび上がらす
********************
『このミステリーがすごい!』
って、つまりミステリじゃないてこと?
前々から思ってたんですが。ミステリーとミステリの違い。
ミステリー … 不思議な小説。
ミステリ … 推理小説。
みたいな。私の区別。
ならミステリーなんかもう読まないぞ!!!!
…はあ、冷静になるか。
まあ、そんなふうに思っちゃうような本だったってことです。
私だって四日間の奇跡ってタイトル聞いて推理小説だなんて思っちゃいなかったけど、でも仮にもミステリーの名を背負っているんだから少しはその片鱗を見せたらどうだ。
千織の体に真理子が入っちゃうとか、はは。おもしろくない。
何においても、
で?
って言いたくなるおはなしでした。
こんなのが大賞取れるとか、いい世の中ですね。