赤川次郎
********************
内容(「BOOK」データベースより)
久野原僚は、初老の美術収集家。―しかしそれは表向きの顔、実は彼はキャリア四十年のベテランの「宝石泥棒」なのだ。ある夜、久野原はダイヤモンド「月のしずく」を狙って、富豪の屋敷に忍び込んだ。ところが、「月のしずく」はすでに何者かによって盗まれた後だった!屋敷の使用人・江田邦也が疑われ、彼はそれを苦に自殺してしまう。後味の悪い結果になったこの出来事を忘れるため、久野原はヨーロッパに旅に出た。だが、旅先で江田邦也の恋人・美鈴と出会った彼は、更なる事件に巻き込まれていく…。角川文庫50周年特別書き下ろし作品。
********************
赤川次郎の小説には独特の軽さがあるなぁと思います。
それが好きで一時期すっごいはまってましたが今は普通ぐらいに好きです。
久野原さんが好きです。紳士で。
紳士で優雅な怪盗さんという設定に惚れたんかな。
和子さんのしっかりっぷりにも感服です。でもあんなひと近くにいたら多分花住は死にます…。笑
ちょっと突飛な展開があってちょっとあれって思ったけど、やっぱり久野原さんは素敵です。
シリーズものではないのかな。探してみようと思います。