長坂秀佳
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内容(「BOOK」データベースより)
高時給バイトの募集を見て、明け方の銀座にやってきた孝介。古びた雑居ビルの前に立った時、どこからともなく子供たちの歌声が…。“通りゃんせ”のメロディに乗って行われる恐るべき人体実験とは…!?「春・ずいずいずっころばし」「夏・花いちもんめ」「秋・かごめ」そして、「冬・通りゃんせ」―四つの黒い唱は、一つのラストへつながっていく…。鬼才、長坂秀佳が奏でる最新刊、ニューホラー。
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春・ずいずいずっころばし
夏・花いちもんめ
秋・かごめ
冬・通りゃんせ
のよっつの話とエピローグ。
各話中途半端に終わってるんで、最後ちゃんと黒い女のひとが締めてくれるのかと思ってたけど、たいして。
長坂秀佳の書く文章って、カタカナ多くないですかね。
あとすぐに色気出そうとするでしょ。
でも、「
弟切草」、「
彼岸花」、「
寄生木」を読んだことがある私にとって、ちょっとにやりとする名前が多数出てきましたね。
もしかしたら長坂秀佳って、そうやっていろんなとこに色んなひと出してるのかな?
そういうのは好きだから、うっかり他の作品も読んでみようとか一瞬思っちゃったけど、やっぱ基本的にはこのひとの作品は肌に合わないなあ。