加門七海
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内容(「BOOK」データベースより)
亮子の悪夢のような日々は、幼なじみの森本との再会から始まった。匿名の手紙、日に何十回もの非通知の着信、食べ物に繰り返し混じる異物…。二人の仲を邪推する森本の妻・真理の仕業なのか?それにしても、理屈では説明のつかないことが多過ぎる。深夜に襲ってくるこの異様な気配はいったい?反撃に出る亮子。だが、本当の恐怖は始まったばかりだった。
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私は加門七海に期待しすぎてる節があるのか…。
なんだかこれもイマイチだと思ってしまいました。
ホラーとしてのレベルは低いし…。というかホラーになりきれていない感じ。
でもしっかり現実離れはしてしまっているわけだし。
せっかくオカルトとか民俗学とか詳しいひとなんだから、理不尽で中途半端なホラーなんかじゃなくてもっとどっぷりマニアックにオカルトなホラー書けばいいのに。『
蠱』みたいな。あれ好きなのに。
けどまあ簡単に読める本ではあった。かな。