2013.06.18 Tuesday

スポンサーサイト

  • Author : スポンサードリンク
  • 0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    Amazon.co.jp(アマゾン)

    ブログランキング ブログランキング・にほんブログ村へ
    本・古本・コミック・DVD・CD・ゲームを高価買取!ブックステーション
    角川グループ直営 電子書籍ストアBOOK☆WALKER
    • - | - | - |

    2009.10.14 Wednesday 18:00

    手紙


    東野圭吾
    ********************
    内容(「BOOK」データベースより)
    強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。
    ********************

    読んでる途中に、読み終わったら感想にこう書こうと思った。
    「この本はとてもいやな本だ」

    意識した訳じゃないけどなぜか兄弟モノを続けて読むことになりました。

    兄、剛志の犯した強盗殺人により、弟直貴の人生が差別と偏見に満ちた世界に放り込まれる話。
    過剰な演出かってぐらい直貴は、歌手デビュー、結婚、バイト、就職に頑張ってみては兄の罪によりそれが打ち消されていきます。
    もう誰にも心を開かない。
    そんなふうに思いつつも期待しては裏切られる。そして直貴の心はまた深く閉じる。その繰り返し。
    そしてどんどん直貴はひねてすねてるやなやつになってっちゃう。
    はじめは自分を思うあまり罪を犯してしまった兄に同情し、同じ罪が自分にもあると思ってたのに、だんだん兄という存在が疎ましくなってくる。
    差別に満ちた世界で、理解のある仲間たちに巡り会って「大丈夫、乗り越えていけるよ!」とか言っちゃって幸せになるだけの話なんかもちろん期待してなかったけど、この話はある意味で生々しかったのかも。
    そんなことがあれば人間腐るしやなやつにもなる。
    自分だけが悲劇のど真ん中みたいになっちゃうのかもしれない。
    直貴の結論が私には正しいのかもわからない。
    本を読むって自分の身に直接降りかかってることじゃないから、きっと「そんなことをしたらお兄さんがかわいそう!」とか、「妻と子供、そしてお兄さんもみんなが幸せになる方法があるはず!」って簡単に思ってしまえたりできるし、その考えに基づいて、この本をおもしろくない本って評価してしまうのも簡単。
    けど、そんなのやっぱり夢物語でキレイゴトってことなんだなって、思う。
    差別も偏見もなくならない。それが現実。
    小説を読んでも尚現実を実感しなきゃいけないなんて、やっぱりいやな本だな。


    ただ私はちょっと思うけど、兄を捨てたって何も変わらないと思う。
    だってこの本の中で兄は終始刑務所に入っていて、直貴には何もしていない。
    その前に何かしたから入ったんだけど、その後の兄を捨てて何が変わるんだろう?それまでだってたいして大事にもしてこなかったくせに。
    事実は変わらない。差別もなくならない。
    直貴の中から兄を葬るのは、せいぜい現実逃避ぐらいじゃないのだろうか?
    ここまで書いといてなんですが、この本、私はあんまりおもしろいと思えませんでした。
    Amazon.co.jp(アマゾン)

    ブログランキング ブログランキング・にほんブログ村へ
    本・古本・コミック・DVD・CD・ゲームを高価買取!ブックステーション
    角川グループ直営 電子書籍ストアBOOK☆WALKER

    2013.06.18 Tuesday 18:00

    スポンサーサイト

    • Author : スポンサードリンク
    • 0
      Amazon.co.jp(アマゾン)

      ブログランキング ブログランキング・にほんブログ村へ
      本・古本・コミック・DVD・CD・ゲームを高価買取!ブックステーション
      角川グループ直営 電子書籍ストアBOOK☆WALKER
      • - | - | - |

      Comment:
      Add a comment:









      Trackback:
      http://anachronismm.jugem.jp/trackback/170
       
      PROFILE
      NEW ENTRY
      CALENDAR
      CATEGORY
      SEARCH
      TRACKBACK
      FREE
      ARCHIVES
      PR
      MOBILE
      LINK
      OTHER
      ほしい

      (C) 2019 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.