岩井志麻子
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内容紹介
日本ホラー小説大賞、山本周五郎賞受賞作、待望の文庫化!
岡山の遊郭で醜い女郎が客に自分の身の上を語り始める。間引き専業の産婆を母にもち、生まれた時から赤ん坊を殺す手伝いをしていた彼女の人生は、血と汚辱にまみれた地獄道だった…。
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これぞ日本のホラー!って感じです。ホラーっていうより怪談かな。
方言ってやっぱり、いい雰囲気醸しますね。ほんわかした小説でも、こういうホラーでも。
ああこわい。なんかこわい。これだから日本のホラーはこわい。って、ちゃんと思える本だったと思います。
『密告函』は、一度読むのを諦めてます。飽きたんですね。
でもちゃんと改めて読んでみたら、するする読めました。
うわあああ、と吸い込まれてくみたいな。