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    2005.11.29 Tuesday 16:28

    死体は生きている


    上野正彦
    ********************
    内容(「BOOK」データベースより)
    変死体を検死していくと、喋るはずのない死体が語り出す。「わたしは、本当は殺されたのだ」と。死者が、真実の言葉で生者に訴えかける!突然死や自殺か他殺か不明の変死体を扱って34年。元東京都監察医務院長が明かす衝撃のノンフィクション。
    ********************

    この本を読んで、医学に結構興味を持ちました。
    だからっつって医者になれるようなアタマは残念ながら持ち合わせてないんですけど、でも、この本が私のその後の進路を変えたことは間違いないです。
    初めて読んだのは中学生のときで、だからこの本で得た知識をたまにぽろりと言うと、あんたなんでそんな妙なこと知ってんの?みたいなコナン君みたいな対応されるのが多かったです。笑
    面白い、っていうと不謹慎なのかもしれないけど、ふうん、そうなのか、って言いながら読める本だと思います。
    上野正彦さんはこの道の専門家としてたまにテレビにも出てきますよね。
    死者の声を聞く監察医という仕事に、強い憧れを抱きました。
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    2005.11.25 Friday 00:13

    ドールズ


    高橋克彦
    ********************
    内容(「BOOK」データベースより)
    季節外れの大雪に見舞われた盛岡で、夜間、7歳の少女がひき逃げに遭った。はねられたのは、喫茶店「ドールズ」の経営者である月岡真司の娘・怜。彼女は言葉を失い、一方で“人形”に異様な関心を示しだす。喫煙をはじめとする怜の信じがたい奇矯な行動。さらに医学の常識をこえた不可解な症状が彼女の肉体を襲う。少女の心の闇に何がひそんでいるのか。
    ********************

    変な話だなあとか思いながら途中までよんでいくうちにだんだん怜ちゃん好きになってきましたね。
    最終的にはもとの怜ちゃんより、変わっちゃってからの怜ちゃんのほうが好きだったんで、オチには大満足です。もう、感情移入しまくりです。
    ホラーっぽくないけどホラーって感じだったかなあ。
    先祖返りっぽい…ような。
    なっかなか面白かったです。恒一朗さんが好き。
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    2005.11.23 Wednesday 22:57

    十三番目の人格 ―ISOLA―


    貴志祐介
    ********************
    内容(「BOOK」データベースより)
    賀茂由香里は、人の強い感情を読みとることができるエンパスだった。その能力を活かして阪神大震災後、ボランティアで被災者の心のケアをしていた彼女は、西宮の病院に長期入院中の森谷千尋という少女に会う。由香里は、千尋の中に複数の人格が同居しているのを目のあたりにする。このあどけない少女が多重人格障害であることに胸を痛めつつ、しだいにうちとけて幾つかの人格と言葉を交わす由香里。だがやがて、十三番目の人格「ISOLA」の出現に、彼女は身も凍る思いがした。第三回日本ホラー小説大賞長編賞佳作。
    ********************

    主人公はエンパスですけど、なんかさりげなーい設定のような気がしましたねえ。美人だ、とか、絵を描くのが上手い、とか、そんな程度っぽいくらいさりげない。
    難しい言葉がたくさん出てくる上分厚いので、読めないひとも結構いんじゃないかなあ、なんて思ったり。
    でも難しい言葉出てきたり専門的な知識がいっぱいだったりなので、ちゃんとした世界が構築出来てるように思います。作者のひとは賢いんだろうなと思わせる。
    これがデビュー作だそうですね。じゃホラー志向だったのかな。なんて安易だけど。
    『青の炎』と同じ作者さんですよね。あの作品も好き。映画でしか観たことないけど。でも『青の炎』はホラーじゃあないですよねえ。完璧ミステリー方面と思いますよ。
    この作品もなかなかミステリーよりのホラーですよね。唯一ホラーなのは、由香里がエンパスってゆうとこだけじゃないのか、というのがいろいろゆるい私の分類ですけど。
    あ、高野弥生さん幽体離脱、してましたっけね。やっぱホラーかあ。
    でもそれでさえ、なんでもないことのように起こってるっぽいんですよねえ。全然ホラーを感じさせない。でも面白い。
    そんな作品を好きな人にどうぞ。
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    2005.11.15 Tuesday 09:04

    “It”(それ)と呼ばれた子 幼年期


    デイヴ・ペルザー
    ********************
    これを読んで気分が悪くなったのは、本当にこの本のせいだったのか、たまたま私の体調が悪かっただけなのか。
    いっきには読めなくて、途中で投げ出してしまいました。
    でもちゃんと読もう、と思って最後まで読みました。
    ひどい虐待の話です。
    こんなに酷いことをされて、学校とかでそのことを言うチャンスもたくさんあった筈なのに、言えないっていう真理が私にはわからないです。
    それが、私が平和に育ってきた証拠なのかな、とも思います。
    虐待を受けた人間にしかわからない心理や行動が、見ているこっちにはもどかしくて、苦しくなりました。
    良い意味でも、悪い意味でも心を大きく動かされました。
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    2005.11.12 Saturday 17:10

    江戸川乱歩傑作選


    江戸川乱歩
    ********************
    内容紹介
    日本における本格探偵小説を確立したばかりではなく、恐怖小説とでも呼ぶべき芸術小説をも創り出した乱歩の初期を代表する傑作9編を収める。特異な暗号コードによる巧妙なトリックを用いた処女作「二銭銅貨」、苦痛と快楽と惨劇を描いて著者の怪奇趣味の極限を代表する「芋虫」、他に「二癈人」「D坂の殺人事件」「心理試験」「赤い部屋」「屋根裏の散歩者」「人間椅子」「鏡地獄」。
    ********************

    江戸川乱歩って有名だし、まあいっちょ読んでみるか、みたいな軽いノリで買って読んでみたら、見事に江戸川乱歩にはまってしまいました。
    古いはずの本で、私は現代人に分類される人間ですが、その私でもこの本を充分楽しめます。
    『二銭銅貨』が処女作なのだそうですね?なかなか好きです。お手軽暗号トリック!ですかね。
    『D坂の殺人事件』で、明智小五郎に惚れました。いやほんとに。飄々とした、けどすごい探偵、っていうのがこの頃のはやりですかね〜〜。好きです!
    『心理試験』も面白かったかな。完璧すぎるトリックは、逆に不自然、て感じですか。犯行トリックも人間味がないといけないんですねえ。
    『人間椅子』ちょうホラーですよ。だって椅子に人間が入ってるんですよ。知らないうちにその椅子に座ってるんですよ。あああこわい!
    でも最後まで読んでみると…、ですね。でもこわい。
    『鏡地獄』は…気が、狂いそうでした。
    『芋虫』。この作品は、なんかこう暗くて鬱々するものがあるんだけど、最後にちょっと、じーんとするものがきます。いやもう私本当に感動しましたけど、これ。
    「ユルス」の一言に、とても、なんとも言いがたいものが。
    いい話、というのもちょっと違う気がするけど、この話は好き。
    全体的に、おもしろい。すっごくおすすめ。
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    2005.11.08 Tuesday 18:12

    贅肉


    小池真理子
    ********************
    内容(「BOOK」データベースより)
    美しく賢く、両親に溺愛されて育った3歳違いの姉。母の死、恋人の裏切りを機に、常軌を逸した旺盛な食欲にとらわれ、みるみる太ってゆく。日ごとに醜くなる姉への、かすかな嫌悪が、やがて憎悪に変わったとき“私”は…。表題作「贅肉」ほか、ゆるやかな狂気の淵にたゆたう心のさまを描くサイコ・サスペンス、選りすぐりの全4篇。巻末に著者自作の年譜を収録する。
    ********************

    母が買って読んだこの本を、もらって読みました。そのまま私の本棚にいれてしまったんですけど。
    たまのたまあに恋愛モノを読むだけの母が何故こんなサイコ・ホラーなんぞ買って読んだのかは全く不明ですが、まあこの本に出会うことが出来たので、そんな理由なんかどうでもいいのかも。
    『贅肉』では、誰でもぶち当たりそうな壁を乗り越えることの出来なかった姉、葉子がぶくぶく太ってゆくのを眺めているうちに、妹裕美はどんどん憎しみに近いものを募らせてゆく。とゆう話?かな。
    確かにやけ食いとか、食に走るとか、そういうのってあるけど、それがこんな形でホラーになると、なんか面白い。
    やけ食いした後に、よくこの小説のこと思い出します。
    『刺繍の家』。
    中身が育たない大人って、なんかこわいですよ。いろいろと。
    『終の道づれ』
    この話が一番好きかも。淡々として話が進んでって、最後にぞわっとする。
    『どうにかなる』
    このタイトル、最初はいい意味でとらえてましたね。頑張ればなんとかなるよ、みたいな明るい意味で。
    どうにかなるって、そういう意味だったんですね。
    淡々と話が展開して、でもちょっとずつ歯車が狂ってきてる感じで。
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    2005.11.05 Saturday 16:36

    本当は恐ろしいグリム童話


    桐生操
    ********************
    内容(「BOOK」データベースより)
    実母を処刑した白雪姫、魔法の力を借りなかったシンデレラ…など、6編を収録。
    ********************

    何が恐ろしいって、これを初めて読んだのが小学生だったってことですよね…。
    こういう本っていくつかあって、著者によって解釈が全然違ったりする辺りが胡散臭かったりしますが、そこがまた面白いとも思えるんですよね。笑
    『青髭』に関しては、普通に語られてる話もよく知らないうちにこっちのほうを知ってしまったので、ああ『青髭』ってこんな話なのかあ、とかしか思えなくなってます。というか未だに恐くないほうの『青髭』に出会ったことがない。
    個人的には『青髭』と『ネズの木』が好きですね。
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    2005.11.03 Thursday 22:36

    いま、危険な愛に目覚めて


    栗本薫 著
    ********************
    出版社/著者からの内容紹介
    俺が愛しているのは、アキラの方だ!ミステリアスな愛の世界を写す連城三紀彦の「カイン」ほか、森茉莉、川端康成ら10人が愛の妖しさや悲劇を描く耽美小説集。日本ペンクラブ編。(解説・選者)
    ********************

    いやいやいやいかがわしすぎるよこの本!!表紙からタイトルから!!
    って、思っていたものの普通に店頭で購入しましたです。

    『片腕』川端康成
    これは死姦とか言うひとがいましたが、これ死姦なんですかね?
    確かに普通のコイとかアイとかな気はしないけど。
    実は普通にこの文庫本は持ってたりします。有名だしね。

    『踊る一寸法師』江戸川乱歩
    江戸川乱歩特有の暗さがありますよねえ。
    なんかこう、つらつらつらと話が進んで、最後にぞっとする感じ。

    『前髪の惣三郎』司馬遼太郎
    新撰組といえば司馬遼太郎ですよね。持ってます燃えよ剣。まだ一部しか読んでないですけど。
    男同士の世界の中にしかも武士の要素まで加わってもうややこしいったらないですね。
    山崎惚れられてるし…。笑
    でも惣三郎ちょっと好きだったな。土方がいちばん好きなんですけど。
    新撰組の話のなかに埋もれてたら別に普通としか思わないだろうけど、こうやって恋愛モノとして抽出されると、別の角度から光を当てたみたいで、新鮮ですねえ。
    どうせなら土方の恋愛モノ見たかったですね。銀之助との。そういう本はないかな。

    『会いたい』筒井康隆
    他の短編集でも見たことあるこの本…。てかこの本全体的にそんな話ばっかりです。
    好きな子をいじめたくなる、っていうのがいきすぎた話のように思います。
    だから、いじめてばっかりだったけど比佐子が死んだらとても悲しくなるんですよね。

    『公衆便所の聖者』宇能鴻一郎
    ひとによっては、ゲイって気持ち悪い、みたいに思うだけで終る作品かも…。
    あんまり感想は言わないです。言えないです。
    とにかくなんかこう、強い印象を受けた作品です。

    ああ、なんかいかがわしいぃ。本当に。表紙もタイトルも。
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