著:ダレン・シャン 訳:橋本恵
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内容(「BOOK」データベースより)
悪魔に心を売ってしまった人間たちが計画する巨大な映画のロケのための街。そこには大虐殺という意味をもつ「スローター」という街だった。次々と悪魔のえじきになる俳優やスタッフたち。主人公は知恵と勇気をもって魔術で立ちむかっていく。ハラハラドキドキでスピーディなファンタジー。
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デモナータ3幕。
主人公は3人いるということで、1幕ではグラブス、2幕ではカーネル、3幕では3人目、といくのかと思いきや、再びグラブス。
いやもうグラブス好きだからいいんですけどね!!
ダービッシュおじさん可哀想だよー。早く治るといいな、なんて思いながら読んでたらちゃんと治ってくれたのでよかったです。
ボウちゃん実はいい子だったんですね。やな子のままだったら気にもとめなかっただろうけど、いい子になったからちゃんと読み終わっても名前を覚えてます。
ベラナバスとかカーネルとかの名前がちらと出てきて、おっと思いましたけど、話題だけで軽くスルーでしたね。
グラブスからみたらカーネルはオジサンになっちゃうのかな?というかベラナバスはいったいいくつに?
最初から結構後のほうまで私ジューニー疑ってましたね。こいつが一番アヤシイ…。とか。
最初のほうの大人しい心理学者さんのジューニーは好きでしたが、中盤になって強気な女になりだした辺りからちょっと好きじゃなくなりましたね。そして魔術使えるようになった辺りでは、もういいよこのひと、みたいな。なんでかな。
ところでロード・ロスは何者ですか?魔将?なに??
ただのへたれじゃない…。か…?
そんなへたれロード・ロスもなんとなく好きです。
それにしても、ダービッシュおじさんはいやにグラブスを気に入っておりますね。なんかすごい頼ってるし。
グラブスも細かくダービッシュおじさんの面倒見てあげてるし。仲良し。
まだ3人目の主人公も出てきてないし、魔術同盟も、子羊も、グラブスも、カーネルも、みんなまだバラバラなので、この駒たちがこれからどう動いてどう関わっていくのかが楽しみです。