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    2007.08.13 Monday 13:55

    女切り


    加門七海
    ********************
    内容(「BOOK」データベースより)
    妖かしと異形の世界を通じ、名もないものたちの、愛と孤独と哀しみを描く、恐ろしくも甘美で魅惑的な物語、八篇を収録。
    ********************

    なんかこれまで私が読んだ加門七海の作品とはちょっと違ってたかも。と、思った。
    小難しくてよーわからんというのが率直な感想ですが。
    『蠱』のときのような軽い万人が楽しめそうなホラーを期待してたので、そういう意味では期待外れ。
    でも民俗学的な要素が盛り込まれてて、深いホラーでしたね。
    情景を想像してぞっとしたり、うぅっと気持ち悪くなるような作品だったかな、と。
    すっきりしない終わり方も、後を引く怖さ、と表現しても間違いではないかと思います。
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    2007.08.09 Thursday 13:52

    ねこのばば


    畠中恵
    ********************
    内容(「BOOK」データベースより)
    お江戸長崎屋の離れでは、若だんな一太郎が昼ごはん。寝込んでばかりのぼっちゃんが、えっ、今日はお代わり食べるって?すべてが絶好調の長崎屋に来たのは福の神か、それとも…(「茶巾たまご」)、世の中には取り返せないものがある(「ねこのばば」)、コワモテ佐助の真実の心(「産土」)ほか全五篇。若だんなと妖怪たちの不思議な人情推理帖。シリーズ第三弾。
    ********************

    シリーズ第3弾。今回もひ弱い一太郎と、過保護な手代たちの楽しい本でした。
    『茶巾たまご』では、番頭さんがなにやら恐ろしいというか…。
    何で殺してはいけないのか、わからなかった。
    なにやら現代人のようなことを言いますね…。こわい。
    『花かんざし』では、妖たちがいっぱいわらわら出てきててなんか賑やかそうでよかったです。
    情景を思い浮かべるととっても微笑ましかったかな。
    『ねこのばば』も、『茶巾たまご』と同じくやるせない感じがして。
    人って…。みたいなことを悟りそうになります。
    『産土』が一番好き。
    ずっと一太郎のことだと思って読んでいたので、そうじゃないことに気付いてほんとにほっとしました。
    仁吉はなんでいないんだ?とか、旦那様との出会いはこうじゃないでしょー、とか、そこには気付いてた筈なのに…。
    前作では仁吉の過去について語られていたので、今度は佐助の番だったのですね。
    唯一ホラーっぽい感じでした。
    妖は出てくるのに、この作品は少しもホラーじゃないですからね。
    『たまやたまや』
    若だんな冒険の巻!!みたいな。
    出かけようとする一太郎を必死に止めようとする妖たちもなかなか愛らしいですね。
    とんだ目に遭った上いつものように寝込んだ一太郎と、おっきな雷を落とす兄やたちって、ほんとスタンスは変わらないなあと。微笑ましいです。
    相も変わらず仁吉も佐助も一太郎しか見えてないなー、と思いつつそんなところが面白いです。
    早く全部文庫版になっちゃえなっちゃえ。
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    2007.08.07 Tuesday 01:17

    ぬしさまへ


    畠中恵
    ********************
    内容(「BOOK」データベースより)
    きょうも元気に(?)寝込んでいる、若だんな一太郎の周囲には妖怪がいっぱい。おまけに難事件もめいっぱい。幼なじみの栄吉の饅頭を食べたご隠居が死んでしまったり、新品の布団から泣き声が聞こえたり…。でも、こんなときこそ冴える若だんなの名推理。ちょっとトボケた妖怪たちも手下となって大活躍。ついでに手代の仁吉の意外な想い人まで発覚して、シリーズ第二弾、ますます快調。
    ********************

    『しゃばけ』の続編。これも『しゃばけ』と一緒で、一気に読んじゃいました。
    前作は長編でしたが、これは短編集みたいになってましたね。確かに読みやすかったけど…この作品は長編のほうが好きかも。
    『虹を見し事』が面白かったかも。急にいなくなる妖たち。なんか人間っぽくなっちゃった仁吉と佐助。
    『空のビードロ』も好き。こうなんというか、松之助の心情とかにぐっときた。
    心身ともにぼろぼろになった松之助に、当たり前のように優しく接する一太郎もとってもいい子です。
    まあ、どの話にしても、一太郎には結局とっっっっても甘い仁吉と佐助と、一太郎になついてる鳴家たちと、見目麗しい屏風のぞきと獺が好き。とにかく大好き。
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    2007.08.04 Saturday 22:18

    しゃばけ


    畠中恵
    ********************
    内容(「BOOK」データベースより)
    江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う…。愉快で不思議な大江戸人情推理帖。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。
    ********************

    なんとなく前から気になっていて、父に図書カードを貰ったらたまらなくなって試験期間中にも関わらず買ってしまった本です。
    試験期間中なので一応読むことは控えて置いといたんですが、読む前にレビューとか見て、ますます読みたいなって思って。
    読んでみたらほんとに面白かった!!
    びっくりするほど虚弱で脆弱な主人公一太郎と、過保護な仁吉と佐助。しかもみんな美丈夫らしいではないか。
    一太郎の虚弱っぷりはむしろ笑えます。ちょっと頑張っただけですぐ寝込んじゃうし。敵を倒すぞ!!って頑張るけどやっぱりひ弱いし。
    キャラが愛せる作品は、よっぽどストーリーが悪くない限り絶対に気に入ります。
    しっかしこの本はそんな心配要らないくらいちゃんとストーリーも面白かったですけど!
    鳴家にまみれてる一太郎の挿絵がなんか可愛らしくて微笑ましかったですねえ。
    屏風のぞきもなんとなく好きだったな。仁吉と佐助と仲が悪いのかと思いきや、一太郎のことが大事だって点では一緒だってなんだかんだで仲良しだし。
    続編も大いに気になる作品です。
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    2007.08.03 Friday 22:43

    本陣殺人事件


    横溝正史
    ********************
    内容紹介
    江戸時代からの宿場本陣の旧家、一柳家。その婚礼の夜に響き渡った、ただならぬ人の悲鳴と琴の音。離れ座敷では新郎新婦が血まみれになって、惨殺されていた。枕元には、家宝の名琴と三本指の血痕のついた金屏風が残され、一面に降り積もった雪は、離れ座敷を完全な密室にしていた……。アメリカから帰国した金田一耕助の、初登場の作品となる表題作ほか、「車井戸はなぜ軋る」「黒猫亭事件」二編を収録。
    ********************

    『本陣殺人事件』、『車井戸はなぜ軋る』、『黒猫亭事件』の3本。
    先2本読んでから最後『黒猫亭事件』を読むまでかなりの間が空いていたので、先2本の内容はあんまり覚えてません。笑
    唯一覚えているのはパトロン・久保銀造のかっこよさ……!!!!
    『黒猫亭事件』で、金田一耕助は風間氏の、いろ、とかゆわれてましたけどあなた正気!???
    金田一耕助ってつまり、つまりそうなの!?
    それにしても登場遅くなかった?
    てか出てきてスグぱぱっと事件解決しちゃったけど。
    てか金田一耕助エスパーだろ。とかたまに思う。
    だってあんな複雑なトリックエスパーか気違いじゃないと解けないって!?
    しっかしなにやらいつもと雰囲気違ったなー金田一耕助。
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